2012年11月9日金曜日

【賛同募集】TPPに関する「国民的議論」についての要請(11/16一次締切)


2012年2月からTPPに関する問題に取り組んできた「市民と政府の意見交換会 全国実行委員会」では、政府のいう「TPPに関する国民的議論」が十分になされていないことに対して、このたび市民社会からの要請文を提出します。

ぜひ多くの団体にご賛同いただきたく、要請文をお送りいたします。

要請は第一次締切を11月16日(金)といたします(その後も継続して賛同募集はいたします)ので、ぜひご賛同ください。


(以下、要請文)

内閣総理大臣 野田佳彦 様
内閣官房 国家戦略担当大臣 前原 誠司 様

TPPに関する「国民的議論」についての要請

= 十分な国民的議論はなされていません。改めて「国民的議論」を行ない、その結果を正確に参加の判断に反映させてください =

 2011年11月のAPEC首脳会議にて、野田首相は「TPP参加は国民的議論を経た後に」と述べました。また2012年1月の衆院本会議では「地方での説明会などを通じ、政府を挙げて国民への一層の説明や情報提供に努める」とも明言しています。

 その後、2012年3月より内閣官房はTPPに関する「国民的議論」の取り組みとして、「TPPをともに考える地域シンポジウム」(共同通信社主催・全国9ヶ所)をはじめ、都道府県別説明会(延べ25回)、業界団体との意見交換(延べ42回)を行なってきました。

 これらの取り組みに、「合計87回、97団体、約8800人」が参加したといいます(内閣官房発表資料。2012年10月24日)。

 「政府と市民の意見交換会」実行委員会団体は、2012年2月より政府に対してTPPに関する情報公開を求める中で、「国民的議論」の一環として市民からの呼びかけによる意見交換会の実施を求め、5月に東京で、6月に大阪で実現できました。上記の政府発表の「国民的議論」の取り組みにも、東京・大阪での意見交換会の参加人数も含まれています。さらに今後、名古屋・神戸・福岡での意見交換会についても実施の方向で調整を進めています。このように各地域の市民からの要望に政府として対応していただいてきたことを歓迎しています。

 しかしながら、菅直人首相(当時)がTPP参加に言及した2010年10月からは約2年、そして野田首相の「国民的議論」発言から1年が経つ現在までで、約8800人との間で行なわれた議論や意見交換をもって、「国民的議論」が行なわれたとは到底いえません。

 8800人という数字は日本人口の約0.007%(日本人口約1億2752万人のうち、1万4500人に1人)にしかあたらず、しかもその多くは業界団体です。また7月12日の全国市議会議長会との意見交換を最後に、10月末までの3ヶ月、意見交換の場は開かれていません。これでは「国民的議論」の定義をどのように低く見積もったとしても、ひとりひとりの市民にTPPを周知させ、判断できるに足る情報提供や議論がなされたとはいえません。

 その内容の情報開示に関して、政府説明資料は掲載されていますが、各種会合においてどのような点が議論され、どのような課題が争点となったのか、市民が特に懸念を持つ点について政府がどう考えるのかは明記されていません。これでは、参加できなかった市民が議論の流れを知ることができません。

「国民的議論」の取り組みが不十分である一方で、各地の都道府県議会や市町村議会では、TPPに反対あるいは慎重の意見書の採択をしています(2010年10月から現在までの約2年間で都道府県議会99件、市町村議会2144件でそのほとんどが「参加すべきでない」「慎重に検討すべき」という内容)。これはTPPの中身そのものに対する強い懸念であることはもちろんのこと、この間の政府からの説明や国民的議論が十分になされていないことの最たる証拠です。

 2012年に入って以降、国際会議日程や首相の訪米の時期が来るたびに、「日本はTPP参加を表明するのではないか」という予測が飛び交ってきました。しかし、国民的議論がなされないままでのTPP参加の判断は、まさに野田首相の発言自体が嘘であったという証明であり、何よりも全市民に対する裏切り、民主主義の否定に他なりません。すでに農業団体や農民団体、医師会、生協、労働組合、消費者団体、市民団体なども全国の自治体同様、TPPには強い懸念を示しています。

また市民の多くもTPPに反対・慎重という意見を持っているか、あるいは「TPPについてはよくわからない」という状況です。そんな中で、政府だけがTPPへの参加へ前のめりに進むことは許せません。

 TPP交渉国のいくつかでは、すでに「利害関係者」向けの説明会として市民社会と協議する場を設けています。これは各国政府が、市民社会に対する説明責任や情報公開などの必要性を認識しているからであり、そのことは国際社会における一定程度の常識でもあると私たちは考えています。日本において政府からの十分な説明や議論が市民社会に対してなされていない事実を見ると、日本政府が国際的な民主主義の基準から大きく遅れていると言わざるを得ません。

 こうした問題意識をふまえて、以下を要請いたします。

1.「国民的議論」が指す内容について、その対象や、期間、周知方法、議論の持ち方や、何をもって「国民的議論」を終えたとするのか? さらに結果の情報公開の方針についてお答えください。

2.「国民的議論」で得られた結果を、いかにTPP参加に関する政府の判断プロセスに位置づけるのかについて、お答えください。

3.TPP参加の判断にあたっては、まず私たち市民の納得のいく形での「国民的議論」を誠実に実行し、その結果をすべての市民に情報公開した上で、国会の場を含む民主的な議論を前提とすることを要請します。

4.最後に、今後も継続的に各地での市民団体への説明会や意見交換会の実施を要請します。

以上

2012年11月9日


【呼びかけ】
市民と政府の意見交換会 全国実行委員会(参加団体は以下の通り)

特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
特定非営利活動法人 AMネット
特定非営利活動法人 関西NGO協議会
特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
TPPに反対する人々の運動
特定非営利活動法人 名古屋NGOセンター
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
WOW!Japan

【賛同団体】





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◎賛同団体になっていただける場合は下記項目を記載の上、メールかFAXにてお送りください。

◆団体名
◆英語表記(あれば)
◆ご担当者名
◆ご連絡先
 住所
 電話
 メールアドレス

【送り先】
市民と政府の意見交換会 全国実行委員会 要請賛同 係
アジア太平洋資料センター(PARC) 事務局長 内田聖子
E-mail:office@parc-jp.org
FAX:03-5209-3453

【お問い合わせ先】
アジア太平洋資料センター(PARC)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL:03-5209-3455
FAX:03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.org
HP:http://www.parc-jp.org/
Twitter:http://twitter.com/parc_jp

2012年9月2日日曜日

<大阪>TPP意見交換会の記録を掲載しました!

6月9日(土)に大阪・国際交流センターで開催された「政府と市民の意見交換会~TPPを考えよう~」の記録(テープ起こし)が完成しました。

記録(PDFファイル:897 KB)
配布資料(PDFファイル:1.1 MB)
アンケート結果(PDFファイル:528 KB)


また、当日の様子をUstreamで配信しております。
こちらからぜひご覧ください。



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「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜」 記録

日時:2012年6月9日(土)14:00-17:00
場所:大阪国際交流センター小ホール
参加者:約150名
主催:市民と政府のTPP意見交換会・大阪実行委員会

(実行委員団体)
 NPO法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
 NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
 NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
 TPPに反対する人々の運動
 NPO法人 名古屋NGOセンター
 NPO法人 AMネット
 NPO法人 関西NGO協議会
 WOW! Japan

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2012年8月1日水曜日

<東京>質問カードまとめとアンケート集計結果をアップ!


<東京>

5月に開催した「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう」で会場から出された質問カードのまとめとアンケート集計結果を掲載いたします。

質問カードまとめ

アンケート集計結果

2012年7月10日火曜日

<東京>TPP意見交換会の記録を掲載しました!

5月22日(火)に東京・文京シビックセンターで開催された「政府と市民の意見交換会~TPPを考えよう~」の記録(テープ起こし)です。


以下に冒頭挨拶を掲載します。
続きはぜひPDFファイル(1.1 MB)をご覧ください。




「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜」 記録


日時:2012年5月22日(火)18:20-21:00
場所:文京シビックセンター 2F 小ホール
参加者:約170名
主催:市民と政府のTPP意見交換会・東京実行委員会


(実行委員団体)
 NPO法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
 NPO法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
 NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)
 TPPに反対する人々の運動
 NPO法人 名古屋NGOセンター
 NPO法人 AMネット
 NPO法人 関西NGO協議会
 WOW! Japan


第1部


◎内田聖子(アジア太平洋資料センター):


 今日は多くの方にお集まりくださり、ありがとうございます。「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜」、東京での初開催です。私は本日司会進行を務める実行委員会のひとつ、アジア太平洋資料センター(PARC)の内田聖子です。最後までどうぞよろしくお願いいたします。


 本日は市民有識者、政府の方をお招きした意見交換会です。全文をテープ起こしして、実行委員会のウェブサイトなどに掲載いたします。


 それでは、開会のご挨拶を実行委員会のひとつである日本国際ボランティアセンターの谷山さん、よろしくお願いいたします。


◎谷山博史(日本国際ボランティアセンター):


 「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜」に参加していただきありがとうございます。日本国際ボランティアセンター(JVC)の谷山でございます。


 この意見交換会に「初開催」と銘打っているのには、実行委員会の強い思いがあります。公開の場で市民と政府が意見を交換することは、開国フォーラムや地域シンポジウムなど、これまでにもありました。しかし、市民の呼び掛けに政府が応じ、双方向で議論するのは、日本ではこれが初めてです。TPPは私たちの生活のあらゆる面で大きな影響を及ぼします。日本だけではありません。アジア太平洋の交渉参加国の人々の生活・産業・環境にも大きな影響を及ぼします。


 2010年にマレーシアが交渉に参加する直前、マレーシアの市民団体も連名で政府に対し、きち んと情報を公開し、議論を尽くして欲しいと訴えました。ニュージーランドでもアメリカでも、市民の手によりTPPの問題が次々に明るみに出て、慎重論や反対論が大きくなっています。


 しかし、日本ではどうでしょうか。2010年、当時の菅直人首相からTPP参加の方針が突然表明され、情報が公開されないまま、その影響が十分に説明されないまま、国会の場でも市民との間 でも議論がなされないまま、TPP交渉参加の既定方針が決まりつつあるのではないでしょうか。私たちはそのことに強い危機感を抱いています。


 今年2月20日、NGO、消費者団体、生協、労働組合、農協、コミュニティカフェなどこれまでになく幅広い市民団体122団体が共同で、TPPに関する情報公開と全国での市民との協議を求める要望書を政府に提出しました。


 今日の意見交換会は、この要望に政府が応えて実現することになりました。要望にこたえてくれた内閣官房を始め各省の関係者の方々にはこの場を借りてお礼を申し上げます。


 TPPは市民ひとりひとりが理解し、判断し、どうするかを決めるべきものだと、私たちは考えています。だからこそ、私たち市民が主体となって政府に意見交換を求めたのです。「初開催」と銘打った私たちの思いはここにあります。さあ、意見交換会を始めましょう。3時間という長丁場 になりますが、どうぞ最後までご参加ください。今日の議論を受けて皆さんも家庭で、職場で、お住まいの地域で、TPPのことを話してください。


< 続きはPDFファイル(1.1 MB)をご覧ください >

2012年6月10日日曜日

<大阪>意見交換会の動画を掲載しました!

●市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜(その1:180分)
http://www.ustream.tv/recorded/23182551






●市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜(その2:11分)  
http://www.ustream.tv/recorded/23184821






●実行委員による当日のtwitterによる実況中継のまとめはこちらです。
http://togetter.com/li/318899

2012年6月9日土曜日

<大阪>政府側出席者一覧です!

いよいよ本日開催、「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう」(大阪)の政府出席者が確定しました。




 石井 喜三郎(内閣官房 内閣審議官)
 松尾 剛彦(内閣官房 副長官補室 参事官)
 別所 健一(外務省 経済局南東アジア経済連携協定交渉室 室長)
 平泉 洋(経済産業省 通商政策局 経済連携課 経済連携交渉官)
 吉田 竹志(農林水産省 大臣官房 国際部国際経済課[WTO等交渉チーム] 国際交渉官)
 川端 輝彦(厚生労働省 大臣官房 国際課 課長補佐)



申込不要でご参加いただけますので、
ぜひお越しください。


大阪は雨も上がり、天気の心配もなさそうです!





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【大阪:初開催!】

市民と政府の意見交換会
~TPPを考えよう~

2012年6月9日(土)14:00~17:00 (13:45開場)
大阪国際交流センター 小ホール



     近鉄大阪線・奈良線「大阪上本町」駅から徒歩9分
     大阪市営地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽丘」駅から徒歩8分
     大阪市営地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目」駅から徒歩10分

     地図:http://www.ih-osaka.or.jp/access/

【出席者】
< 市民有識者 >
 経 済:田淵太一さん(同志社大学商学部教授)
 食と農:池上甲一さん(近畿大学農学部教授)
 医 療:高山一夫さん(京都橘大学現代ビジネス学部准教授)

< 政府 >
 内閣官房、外務省、経済産業省、農林水産省などから協議担当者

【プログラム】(予定)
第1部 14:00-15:00 有識者によるTPP概略説明
第2部 15:00-16:00 政府によるTPP概略説明、有識者と政府協議担当者の対話
第3部 16:00-17:00 会場参加者・有識者と政府協議担当者の対話

※事前に「政府インターネットテレビ」にて、
「TPPをともに考える地域シンポジウム」の概要説明をご覧ください。

【資料代】
 500円 (当日受付にてお支払いください。参加申込は不要です。)
 ※学生は無料です。当日、学生証をお持ちください。
【主 催】
 市民と政府のTPP意見交換会・大阪実行委員会


【共 催】
 公益財団法人大阪国際交流センター

【お問い合わせ】
 市民と政府のTPP意見交換会・大阪実行委員会

〒531-0064 大阪市北区国分寺1-7-14 国分寺ビル6F
特定非営利活動法人 AMネット 気付
E-MAIL:amnetosaka@yahoo.co.jp
TEL:080-3773-2894
※できるだけメールでの連絡をお願いいたします。

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2012年5月25日金曜日

<東京>アーカイブ映像のご紹介

5月22日(火)開催の「市民と政府の意見交換会〜TPPを考えよう〜」の様子が、岩上安身さん率いるIWJにてUstream中継されました。

冒頭部分をアーカイブ映像としてご覧いただけます。



6月9日(土)に大阪で開催される同様の意見交換会の準備としてぜひご覧ください。